教書は完全に無視してしまう塗り方
705小隊9期リーダー
このところは絵を描いていなかったので,練習用+新規カット用に…….
英雄クロニクル上で「2周年記念イラコン」に関して募集をさせて頂きましたところ
沢山の方から応募を頂くことができました. これからレイアウト等を考えて描いてゆきたいです.
線画の時点で, 瞳を先に描いちゃいます. 練り消しでバンバン叩いて薄くすることも…….
因みにペンタブレットを使うと下の絵のような状態になります(^^;)
(CG上だと,どうも上手く線が引けません. 多分慣れの問題だと思うのですが…….)
そして線画でかなり線を描いておきます.
透明水彩の教書では,主線はアウトラインを取る程度にして,あまり描き込まない
……と記載されている場合が多いですが,完全無視にしています.(^^;)
塗りで表現するのが苦手なので,線を描きまくってしまうのです.
カラーインクA液で陰影を描き込みます.
A液:ドクターマーチンのベージュと茶色系統を混ぜたもの
B液:ドクターマーチンのベージュとターレンスエコラインのクールグレイを混ぜたもの
上記二つのインクで「これでもかッ!」というくらいに陰影を描きこみまくります.
A液中心の第一段階で肌の色を塗って,色白のキャラクタであれば,以降は一切手を付けません.
褐色肌のキャラクタであった場合は,透明水彩で調整します.
影を濃くしたいところは,もっと塗り重ねます.
後半はB液を中心にして,「ムラは一切気にせず」塗ります.
(こうしておくと透明水彩でムラが出ても気にならない気持ちがします.)
透明水彩で色を置きます. 本当に乗せる程度で,陰影は下のカラーインクを完全に頼ります.
仕上げにホワイトを入れて,乾かします.
フォトショップで切り抜き・調整作業をします.
クリッピングマスクという言葉を知ったのはごく最近です.(^^;)
ホワイトでスパッタリングを行うと,CG上で見たときにより味が出るので面白いです.
反対に緊迫感はゼロになるので,迫力を出したいときは不向きかも知れないです(^^;)