【主線】カラーインクと透明水彩で塗る前に.
カラーインクと透明水彩……これが一番お気に入りの画材ッ!
……という完全アナログ派が書いた記事となっております.(^^;)
私自身が主に使用している画材は以下のものです.
・ドクターマーチン シンクロマチック(ベージュ)
・ホルベイン アーチスト ウォーターカラー(かれこれ十年愛用)
・シャープペン 0.3mm(主線)
・ホワイトで重宝(↓)
その他,水彩色鉛筆の茶色を使用することもあります.(主線や陰影描き込み用)
(↑)「英雄クロニクル」の自部隊アタッカー(12~14歳時を想定)
主線は0.3mmのシャープペンで所々太く描き込みを入れています.
チェック模様は斜線で主線上に描いてしまうか,絵の具で塗るか,迷うこともしばしば.
斜線で描くと線の情報量が増えて,色塗り過程であまり緊張せずに臨むことが出来ます.
(あくまで私個人の感覚ではありますが……(^^;))
なるべく主線を引く・主線の上から描き込む・下塗りを行うといった,
その段階一つ一つで何かしら「完結」出来る様,心がけて描いております.
単体で見ても線画は線画で,下塗りは下塗りで,
「モノクロやセピア色で見たときに“大丈夫かな? うん!大丈夫!”(根拠はないが自信を持つ)」
それなりに成立させられそうかな,というところを決めて「塗り」の作業へ移行します.
(↑)過去のアタッカー. 主線を多めに引いて情報量アップを図っています.
主線を引く際,まつ毛の部分もシャープペンで描き込んでしまいます.
キャラクタによっては瞳の中も塗る前にガッツリと引いて,
「ここは瞳だッ!」と,謎の気合を入れます.
恐らく絵の八割は主線で誤魔化している為,
カラーインクや透明水彩の減りが異常に少ないのでは……と思ってしまいます.(^^;)