教書完全無視の自己流描き(2)
昨日の続きです.
もしかしたら昭和時代のドラフティングテープを使用……?
(父が学生の頃に製図を引く際に使用していたものです.)
昨日描いたラフを分割印刷→テープで合体→トレース台にて清書と進めます.
線を足したり消したりしながらガガッと描いてゆきます.
裏面はこうなっております.
ドラフティングテープで固定して清書. シャープペン0.3ミリで描いています.
背景は木炭と練り消しゴムで描いています.線を明確に描かないのですが味が出る……気持ちがします.
フキサチーフ(定着スプレー)で擦れないようにコーティングすることもありますが
水彩表現にちょっとだけ支障が出るので今回は行っておりません.
(私の感覚ですが)定着したものに水彩を乗せると色鉛筆のような質感になります.
少し水彩を弾いてしまうので「ガッチリ水彩でやるぜ!」というときは定着はさせません.(^^;)
カラーインクで下塗り(陰影付け)をしてゆきます.
乾きが速いため,水筆でほとんどを塗っています.
本来は手袋を使用するべきなのかとも思うのですが,思いっきり素手で作業をしています.(^^;)
このインクA(ベージュ+セピア系統+多量水が入ったタッパー)の上から
インクB(ベージュ+クールグレー+多量水が入ったタッパー)を重ねて塗ります.
下塗りの作業で8割くらいを使います.
透明水彩のみで陰影を表現するのが苦手なためです.(-_-;)
挿し色も使用しません. もう少し「色で表現すること」も勉強したほうが良いかも知れません.